11月2日、休日の谷間の月曜日。
休暇をとって連休中。

小雨の大須演芸場。
午前11時開演の第一部。8割ぐらいの入り。これが続けばいいのだが・・・▼林家たこ平:金明竹
正蔵の弟子。二つ目。一生懸命ではあったけど・・・正蔵に入門するというだけで落語センスを疑う。ハンデを背負って頑張れるか。▼古池鱗林:名古屋三英傑物語
鱗林さんには本当に講談を頑張って欲しい。女性は落語より講談に向いていると思うし。アルバイトもいいけど、稽古、稽古、稽古です。▼アンダーポイント:漫才
残念。ノーコメント。▼橘屋圓太郎:粗忽の釘
さすがベテラン、話が上手い。しかし、噺はもう一つ。そこはこうすればもっと笑えるのに、なんでもっと面白くしないのか・・と疑問を覚える。隣の家で落ち着いて、自分たち夫婦の馴れ初め話の途中まで。<仲入り>▼のだゆき:音楽パフォーマンスゆる〜い空気感が持ち味ののだゆきさん。
芸は以前とほぼ同じだったような・・・
この先どう展開していくのだろう。
マグナム小林を追い越せ!
▼内海桂子師匠:漫談

内海桂子師匠は1922年(大正11年)生まれの93歳!
マセキ芸能社所属だからウッチャンナンチャンやナイツの大先輩にあたる。
大須演芸場の最初の杮落とし(1965年)に出たそうだ。
大きな歌声で懐メロを披露してくれた。
数え歌スタイルで10曲。
ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と「トントントンからりっと隣組」。
最初の9曲が思い出せない。メモしとけばよかったー。
と言ってもタイトルすらわからないのが情けない。
(志らくさんなら分かるのだろうなー。)
桂子師匠は歌詞もスラスラ出てくるし音程もしっかりしてる。
その後は三味線を持って自作の都々逸。
師匠の前向きなポリシーが歌い込まれている。
三味線を運んできたたこ平君を相手に、
往年のネタ「名鳥銘木」を教えるやりとりも楽しい。
最後は「やっこさん」を踊ってくれた。
ツマを高くとって裾をちらっと見せるお色気がカワイイ。
サービス精神たっぷりの圧巻の舞台に、客席から万雷の拍手が起こりました。
師匠は、緞帳が下りきるまでお辞儀をされていました。
お元気で、また見せていただきたい芸でした。
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遅いランチは本町通りのキッチントーキョーで、

カニクリームコロッケ。
歴史へのリスペクト。
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さて、来月は・・・